中国科学院、
40Hz 音響刺激、サル髄液の Aβ 排出増確認
中国科学院昆明動物研究所の研究チームが、40Hz 音響刺激によるアルツハイマー病治療への応用について発表。高齢アカゲザル 9 頭を対象に 1 日 1 時間、1 週間の音響刺激を実施した結果、脳脊髄液中のアミロイドβ (Aβ42・Aβ40) 濃度が約 200% 上昇。効果は刺激終了後も 5 週間持続し、脳内からの病原性タンパク質排出促進が確認された。
同様の 40Hz 刺激効果は 2016 年に MIT がマウスで実証済みだが、今回初めてヒトに近い霊長類での有効性が証明された。非侵襲的な物理療法として期待が高まる。2050 年に世界 1.3 億人超と予測される認知症の新たな治療法開発に寄与する成果といえる。