米カリフォルニア美術大学、
独立運営終了へ、ヴァンダービルト大が買収
米カリフォルニア美術大学 (CCA) は、2026-27 年度末をもってテネシー州のヴァンダービルト大学に買収され、独立した運営を終了する。1907 年創立の同校は、長年の定員割れや構造的赤字に加え、サンフランシスコへの校舎統合に伴う多額の負債が経営を圧迫。2024 年にエヌビディアのジェンセン・ファン CEO が半額を拠出した 4500 万ドル (約 71.1億円) の緊急寄付や州政府による 2000 万ドル (約 31.6 億円) の助成金を受けたが、抜本的な解決には至らず、119年の歴史に幕を下ろす。
ヴァンダービルト大学はデザイン地区のメインキャンパスを継承し、学部・大学院プログラムを開設する。サンフランシスコ市は今回の買収を市内中心部の再活性化への足掛かりと位置付けるが、地元芸術界ではサンフランシスコ・アート・インスティテュートの閉鎖やミルズ・カレッジの吸収合併に続く動きとして、地元芸術界の衰退への懸念が広がっている。
sfstandard.com ・Sam Mondros and Gabe Greschler