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マイクロソフト・ナデラ CEO、
AI 競争「エネルギーコストが勝敗を左右」

米マイクロソフトのサティア・ナデラ CEO、ダボス会議 (世界経済フォーラム) にて、AI 競争の勝敗を決める要因はエネルギーコストと発言。AI 利用時に購入する計算処理の最小単位「トークン」を新たなコモディティと定義。安価なエネルギーによるトークン創出が GDP 成長の鍵を握ると強調した。同社は 2025 年、データセンター建設に 800 億ドル (約 12.6 兆円) を投じる計画であり、うち 5 割を米国以外に配分する。

欧州の競争力維持には、域内保護主義から脱却し世界市場での競争力確保が不可欠と指摘。エネルギー生産、データセンター構築、半導体のコスト削減を優先事項に挙げた。エネルギー等の希少資源を AI に活用する以上、健康や教育、公共・民間セクターの効率改善という社会的成果が不可欠であると説いた。

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cnbc.com ・CNBC
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米カリフォルニア、
AI データセンター規制、業界反発で形骸化

人工知能を支えるデータセンターの電力消費増大を巡り、カリフォルニア州の 2025 年規制強化は頓挫。州公益事業委員会に 2027 年までの調査報告書作成を義務付ける法律のみ成立。家庭や中小事業者の負担軽減策のほか、専用電力料金や設備義務化案は業界団体、ビッグテック、州知事の反発で削除。州財政の IT 依存や企業流出懸念が背景。申請済み電力容量は 18.7 ギガワットに達し、送電網投資や料金転嫁への懸念が拡大。

報告書は将来の料金制度や負担配分見直しの材料となる可能性。州議会では再提案の動きもあるが、業界側は雇用流出を警告。一方、専門家や消費者団体は業界の警告を過大評価と指摘し、コスト負担の適正化や迅速な許認可を条件とした規制強化の余地を示唆。データセンターの高電力消費と州エネルギー政策の緊張関係が続く見通し。

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calmatters.org ・Alejandro Lazo